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マップを作成する

持ち帰った確認項目は参加者みんなで大きな地図に書き込み、DIGで作成した地図とあわせて地域の安全マップとしてまとめていきます。

このマップは、皆さんで地域の安全を考えることに活用するものです。
例えば、防犯パトロールなど実際の地域防犯活動に取り組む際にも利用できます。

マップを作成する

まちを歩いた結果を地図にまとめてみましょう

「地域の安全マップ」としてみんなに配布・利用する場合は、誤った情報が広まらないよう、精査した情報のみをまとめるようにしましょう。マップ作成の様子

  • この地域の印象はどうでしたか?
  • →まちのよいところ、悪いところ、まちの特徴など自由に書いてください。
  • 犯罪のあった場所をみて、なにか問題点がありましたか?
  • →問題点を付せんに書いて、地図上に貼っていきましょう。
  • 路上のゴミや放置自転車、落書きなどの、犯罪以外の地域の問題点はありましたか?
  • →問題点を付せんに書いて、地図上に貼っていきましょう。
  • 商店街や公園、学校の周りを歩いて、何か気になるところはありましたか?
  • →気になった点を付せんに書いて、地図上に貼っていきましょう。
  • そのほか、気になったことや「改善したほうがよい」と思うことなどがあれば、付せんに書いて地図上に貼っていきましょう。

地域の安全マップの作成例

マップ作成はその作成目的と使用目的をはっきりさせ、わかりやすく見せる工夫が必要です。

1 全体のレイアウトを考える

写真と地図の配置を考えてレイアウトを決めます。

写真と地図のレイアウト
吹き出し型 マンダラ型
  • レイアウトの方法
  • 写真を地図上に自由に配置して吹き出しまたは矢印で示すやり方(吹き出し型)と地図の周りに写真を配置する方法(マンダラ型)があります。その際、写真には番号を付けておき、同時にその地図上のポイントにも同じ番号を付しておきます。
  • 写真の枠の色分け
  • 撮影した対象が危険なものでそれを警告する意味であれば、写真の周囲を赤に、防犯の資源もしくは、役立つものであれば緑色で囲うなどすると、わかりやすいです。

2 内容と目的を考える

まずどのような目的、使用のために地図を作成するか考えましょう。それにより、掲載する情報が決まってきます。あれもこれもと欲張るとかえってマップがごちゃごちゃしてわかりにくいものとなります。

  • 広報・周知が目的の場合
  • →危険箇所、犯罪発生箇所の周知、防犯拠点の周知(こども110番など)
  • 防犯活動を計画・実行するための資料として使用する場合
  • →活動拠点はどこか、巡回ルートはどこか、防犯協力者の場所など

3 提示方法、配布方法

作成した地図の使用目的にあわせて、配布方法、提示方法を考えましょう。地図を公民館といった住民が多く立ち寄る場所に掲示したり、作成した地図を縮小して印刷し、全戸配布するなど色々と考えてみましょう。