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防犯活動の事例 |
日の里地区 コミュニティ運営協議会 |
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日の里地区コミュニティ運営協議会 (宗像市 日の里地区) |
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これまでの活動吉原謹三会長のリーダーシップのもと、各町内会の代表から組織される防犯委員会を組織し、地区内全ての自治会に町内会単位でパトロール組織を立上げ、自主的な防犯パトロールを実施してきました。また、協議会の主要取組目標のひとつに「行政・警察と協調した防犯活動の推進」を掲げ、市や警察と連携した防犯講習会の開催など、地域コミュニティが主体となった積極的な活動を実施しています。 まちの概要昭和45年から福岡市、北九州市のベッドタウンとして造成された団地で、高層の集合住宅と一戸建てが整然と並ぶ住宅地です。犯罪としては、住宅での侵入盗や集合駐車場での車上狙いや部品盗が多く発生しており、この対策として市と警察署が主体となり、防犯モデル住宅認証制度を実施中です。 防犯活動ワークショップこれまで実施してきた防犯活動の内容充実を図り、地域における防犯意識の高揚を目指すため、今回のワークショップに取組みました。第1回目はお母さん方を対象とした「通学路の安全確保」と、地区の自治会役員を対象とした「空き巣の防止」のふたつをテーマとして実施し、地域での身近な事柄を題材に話し合いました。 第2回、第3回とワークショップを重ねるごとに参加者は、地域における自主防犯活動の重要性を認識し、防犯意識の機運に乗って来たように感じられました。 活動して感じたこと
会長のコメント防犯活動ワークショップに参加して日の里地区が県下の防犯モデル地域に選ばれた事を伺い名誉あることではあるが、果たしてその役割が充分に発揮出来るか不安であった。しかし、協議会では本年度の目標が防犯活動の推進をテーマとして揚げたところであった。また、最近の凶悪な犯罪が多発されている時期には、時宜をえたものであると考え、お受けした次第であった。 ところが、第1回、第2回とワークショップを重ねる毎に参加者はその重要性を認識し、その機運に乗って来たように感じられた。折りしも私は県主催の防犯リーダー養成講習会が開催され、良いチャンスと考えて時間をやりくりして参加する事とした。 参加してみると、このワークショップと同じ観点から勉強会を進めており、丁度良い具合に参加し易かった。加えて、日の里地区のように街の区画が整っている地域と、講習会でまちあるきをした地域とははるかに違っていた。路は狭く曲がりくねって見通しが悪い。これでは引ったくりは免れることは出来ない。日の里地区はその点実に良く整備されていることに気付いた。 また、県主催の防犯リーダー養成会の説明によれば、街が綺麗にされているところはなかなか悪い人間は入りにくいものであるとの説明があった。良くボランティアで活動されているゴミ拾いも防犯活動の一端であることに気付いた次第である。 それでも日の里地区の犯罪は減ってはいるが、依然として犯罪は無くなってはいない。今回のワークショップの成果が上がっていくことのきっかけになったことに感謝申し上げ、今後も根気よく防犯活動、環境整備を続けていく必要性を痛感致しましたので、引き続きご指導の程をお願い申し上げる次第です。 日の里地区コミュニティ運営協議会会長 吉原 謹三(平成17年度)
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