地域の安全・安心は警察のパトロールや犯罪の取り締まりのみによって保たれるものではありません。私たち個人の防犯意識を高めるのはもちろん、地域のみなさんやボランティア団体が自主的に行う防犯活動に積極的に取り組むことが重要です。
情報収集・広報
- 市町村や警察などの協力を得て、防犯セミナー・防犯教室を開き、地域における問題点や防犯に関する技術を学びましょう。
- 交番への立ち寄り
- 地元の交番に立ち寄り、地域の安全・安心情報や犯罪情報を積極的に集めましょう。
- 防犯をスローガンとした統一的なイメージのステッカー、ポスター、チラシを作成し、住民がすすんで使用することで、地域コミュニティの存在をアピールでき、犯罪者を遠ざけます。
防犯パトロール・運動
- 地域のみなさんによるパトロールは、地元の方々自らが地域ぐるみでまちの安全を見守っているということをまわりに示し、犯罪者に対して大きな抑止力となります。また、工夫次第でさらに効果が上がります。
- 普段から見知らぬ人にも、相手の目を見て積極的にあいさつし、声をかけましょう。犯罪者は自らの存在を意識されることを嫌います。
- 子どもの登下校時の見守り活動
- 自宅前の路上や交差点に立ち、登下校してくる子どもたちを見守ります。自宅前の掃除や草花の手入れなどをしながら気軽に行えます。
- こどもが危険な目に遭いそうな時に助けを求められるよう「こども110番の家」の看板を、住宅や商店の道路に面した箇所に設置しましょう。また、日頃から住宅地などを往来する商用車などに「こども110番の家・車」のステッカーを掲示することも、地域から犯罪者を遠ざける効果があります。
- 1戸1灯運動
- 街灯が設置されていない住宅地でも、各家庭にある門灯を点ければ立派な防犯灯になります。地域で協力して取り組みましょう。
- 見通しの悪い道路、生い茂った雑草や樹木はまちの死角となり、犯罪を誘発します。また、落書きや路上に散らかったごみは、まちの清潔なイメージを損ない、犯罪者が近づきやすくなります。みんなで協力して環境美化に努めましょう。
- せっかく街灯や防犯灯が整備されていても、電球が切れていたり木の枝でさえぎられていれば役に立ちません。定期的に点検整備をしましょう。
活動の展開
- 他グループ、団体との交流
- 他の地区で活動している防犯団体等や、地元のPTA、子ども会、老人クラブなどと積極的に交流、情報交換をして、互いの防犯意識を高めましょう。
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