福岡県では、平成17年度に地域における安全で安心なまちづくりを実現するため、住民自らが地域の特性を知る防犯ワークショップを開催し、年齢・性別を問わず数多くの方々にご参加いただきました。この手引きで紹介する「防犯図上訓練」や「まちあるき」はワークショップで実際に取組んだものです。
ワークショップの参加者に対するアンケート結果では、「地域内での連携(連帯)が必要」「もう少し多くの人に関心をもってもらいたい」など、地域における自主防犯活動の必要性を認識したとの感想が出され、その後の地域の防犯活動の活性化につながっています。
アンケートの概要
- 実施した市町村:田川市・大川市・宗像市・志免町・福智町(旧方城町)
- 調査対象:防犯ワークショップ参加者
- 回答数: 61名
Q1. ワークショップ終了後、防犯に対する意識はどう変わりましたか。
- 町内有志で毎月第4土曜日、夕方20人ぐらいで町内パトロールをやっています。延べ人数は100人を超えました。
Q2. ワークショップ終了後、あなたの地域でも地域防犯活動が必要だと思いましたか。
Q3. 地域防犯活動にはどういうものが必要だと思いますか。特に当てはまるものに3つまで○を付けてください。
- 地域住民の交流の場を作る
- 地域内での連携(連帯)が必要
- 親が一番に防犯に関心を持ち心がける
Q4. 今回のワークショップや様々な地域防犯活動に参加ことでどんな効果があると思いますか。特に当てはまるものに3つまで○を付けてください。
Q5. 今回のワークショップや様々な地域防犯活動を進める上で一般的にどのような課題があると思いますか。
- もう少し多くの人が関心をもってもらいたい!
- 若い人達にも防犯意識を高めていきたい。
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